飯田圭織プロフィール

アイドル。タレント。歌手。元モーニング娘。オリジナルメンバー。
1981年8月8日、北海道室蘭市生まれ、札幌市手稲区出身。A型
北海道立札幌稲西高校中退・東京都立代々木高校定時制中退。




2001年4月から2005年1月までモーニング娘。2代目リーダーを勤めた。
168cmの長身と大人びた風貌に似合わず、ダジャレやポエムチックな表現を好むいわゆる天然系である。
好きな言葉は「愛と平和」。2005年2月、長らく彼女の特徴だったロングヘアーをモーニング娘。卒業と
同時にショートカットにした。モーニング娘。在籍中から特技のイラストを活かし、デザイン活動も行っている。




愛称は「カオリン」。本人曰く「リンゴが好きだからかおりんご」。しかし、呼びづらいので、
ファンや仲間からは「かおりん」と呼ばれている。「うたばん」1999年2月16日の出演時に、
石橋貴明から命名された「ジョンソン」というあだ名も番組内では健在。
辻希美の教育係を勤めた際に、彼女が舌足らずで「いいらさん」と呼んでいたが、
辻も「カオリン」と呼ぶようになった今、「いいらさん」の愛称はウェブなどで、
ファンが使っている。石川梨華は「かおたん」と呼ぶ。



現在歌手として地中海レーベルから3枚のソロアルバムをリリースし、
FM NACK5にてラジオ番組「地中海 SOUND STROLL」のパーソナリティを勤めている。


■エピソード

・出身地は札幌市手稲区となっているが、出生地は母親の実家のある北海道室蘭市
安倍なつみと同じ産院で2日違いで生まれ(飯田のほうが2日早い)、
同じ新生児室にいたというのはファンの間では有名なエピソードである。
・身長168cmと、歴代モーニング娘。メンバーでは最長身。「スタイルが良く、美形」と評され、
つんく♂は著書「LOVE論」において「怒った顔がかわいい女」と評している。
・デビュー当時から長い髪がトレードマークであったが、モーニング娘。卒業を機にショートカットにした。
・空想することが好きで、そのためボーッとしてることが多々あり、
メンバー及びファンの間から"宇宙と交信している"と言われている。彼女が担当したラジオ番組
飯田圭織・今夜も交信中!」(2001年〜2003年。ニッポン放送などNRN全国ネット)のタイトルにも、
そのキャラクターを生かす。
モーニング娘。3枚目のシングル『抱いてHold on me』(1998年9月9日発売)で、
担当したフレーズ「ねえ、笑って」は、歌番組「うたばん」(TBS系)で、司会の石橋貴明が、
飯田の表情をデフォルメしてマネたことから、飯田を代表するフレーズとなった。
・イラストや詩の才能があり、絵本を出したり、個展を開くほどである。
・スポーツも得意で、特に足の速さに自信がある(ちなみに、本人曰く「なわとびの成績は5」)。
・ダンスは不得意。モーニング娘。時代は他のメンバーから笑われるなど、苦労している。
ASAYAN」では、レコーディング中のロボットダンスを放送された。
松浦亜弥に「あやや」という愛称を付けた。
・演歌歌手の前田有紀ハロプロに引き込んだのは彼女である。
・ダジャレ好き。本人曰く「空から次から次へと降ってくる」らしい。
また、本人は面白いと言っているが周りからは「寒い」と突っ込まれる。
・酒には意外にも「弱い」。酔っ払うと普段の性格からは想像もできない位に可愛くなる。(矢口真里談)


■歴史

1997年
テレビ東京系「ASAYAN」(現在は終了)内の
シャ乱Q女性ロックボーカリストオーディション」(優勝は平家みちよ)の最終候補に選ばれるものの落選。
・同じく最終候補に選ばれた中澤裕子石黒彩安倍なつみ福田明日香とともに、
課題曲「愛の種」を5日間で5万枚完売すればメジャーデビューできるという条件のもと、
モーニング娘。」を結成。
・11月30日 - 課題曲を完売(於:ナゴヤ球場)。なお、途中、地元・札幌での手売りの際、
途中で目が見えなくなる(コンタクトレンズの不具合で)というハプニングがあった。


1998年
・1月28日 -『モーニングコーヒー』でモーニング娘。としてメジャーデビューを果たす
(当初は、メインだったが、学校の試験の都合上レコーディングに参加できず、
最終的には、ハモリを務めた(メインは、安倍なつみ))。

・10月 - 石黒彩矢口真里と共に、グループ内ユニット、タンポポを結成。
・12月31日 - モーニング娘。として第40回日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得、
NHK紅白歌合戦に初出場。


2000年
・4月 - 4期メンバー辻希美の「教育係」になる。


2001年
・1月 - 今まで黒髪ロングヘアーだったが、茶色に染髪した。
・4月15日 - 中澤裕子モーニング娘。卒業に伴い第2代モーニング娘。リーダーに就任。


2002年
・画文集『心のスケッチブック』を出版。また、『ライオンのマルジャン』で挿絵を担当。
・初のソロ写真集『飯田圭織写真集 かおりKaori圭織。』を発売。
・「タンポポ」から卒業。


2003年
・「富久娘」、「資生堂水分ヘアーパックシャンプー」のCMに登場する。
特に後者はマラソンランナーの役で自らのトレードマークであるロングヘアーを活かしてPRに勤めた。
Zetimaの「地中海レーベル」より、ソロアルバム「オザヴリオ」「パラディノメ」を発表。
原語で往年の名曲をカバーする。


2004年
石川梨華とともにモーニング娘。からの卒業を発表。
・ソロデビューシングル『エーゲ海に抱かれて』を発表。それにあわせて、握手会を実施。
その後、2枚目のソロシングル『ドアの向こうでBellが鳴ってた』、
3rdアルバム『アヴニール〜未来〜』 を発表。


2005年
・1月30日 - 「Hello! Project 2005 Winter オールスターズ大乱舞 〜A HAPPY NEW POWER!

飯田圭織 卒業スペシャル〜の横浜アリーナ」でのライブを最後にモーニング娘。を卒業。
これで、モーニング娘。の第1期メンバーはすべて「卒業」となる。
そして現役時代続けていたロングヘアーを切り落とし、ショートカットに。

・3月 -ファーストソロライブ「アヴニール〜未来〜
・4月 -「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」プロモーションキャラクター
(ソロ転向後初めてのテレビCM)


■ジョンソンの由来

・歌番組「うたばん」(TBS系)にて司会の石橋貴明がでたらめに付けた事に由来する。
・1999年2月16日放送で、当時のグループのリーダー、中澤裕子からメンバーの名前を
覚えていないと言われた事に対して、メンバー1人1人を、「中澤だろ、(石黒に)広田、(安倍に)
山田、(市井に)柴田、(矢口に)高田、(保田に)張本、(福田に)王、(飯田に)ジョンソン」と、
でたらめに列挙した(柴田以降は往年の読売ジャイアンツ選手)。
・それが大いに受けて、その後「うたばん」で飯田は「ジョンソン」と呼ばれるようになった。

・このあだ名は一般に定着し、以後、飯田は「ジョンソン」の愛称で親しまれる(ファンの間では「かおりん」、
同僚の間では「カオリ」、「かおたん」と呼ばれる)。
・2003年の、第54回NHK紅白歌合戦においても、石橋と共に「うたばん」の司会をしている
中居正広から、飯田はジョンソンと呼ばれた。
・本人は当初、このあだ名を嫌がっていたが、最近では自分から「ジョンソンで〜す」
「ジョンソンと呼ばれる女、飯田圭織です」などと名乗ることもある。



■音楽

シングル
エーゲ海に抱かれて』(2004年)
『ドアの向こうでBellが鳴ってた』(2004年)

アルバム
『オサヴリオ 〜愛は待ってくれない〜』(2003年)
パラディノメ 〜恋に身をゆだねて』(2003年)
アヴニール〜未来〜』(2004年)

DVD
エーゲ海 相田翔子&飯田圭織』(2004年、zetima


■出演

テレビドラマ
『こちら第三社会部』(2001年、TBS系)

テレビバラエティ
「アイドルをさがせ」(りんねと司会を務める。2000年、テレビ東京系)
美少女教育II」(2002年、テレビ東京系)

ラジオ
飯田圭織・今夜も交信中!」(ニッポン放送などNRN)
地中海 SOUND STROLL

インターネット
第7回 ・ 第19回ハロプロビデオチャット(2005年4月30日 ・ 7月21日、ハロー!プロジェクト on フレッツ)

出版物
『心のスケッチブック。』(2001年、近代映画社)- 詩画集。
『ライオンのマルジャン』(2002年、主婦と生活社)- 絵本。ノンフィクション作家鎌田慧との共著。



エッセイ
パラノイアダイアリー(雑誌「CDデータ」(1999年5月号から2001年6月)に掲載)

写真集
飯田圭織写真集 かおりKAORI圭織。』(2002年、ワニブックス
エーゲ海 相田翔子&飯田圭織写真集』(2004年、角川書店

社会活動
肢体不自由児協会募金用葉書(2004年)


■所属ユニット
モーニング娘。(1997年 - 2005年)
タンポポ(1998年 - 2002年卒業)
青色7(2000年)
10人祭(2001年)
おどる11(2002年)
ビーナスムース(2002年 グリコムースポッキーのCMキャラクター)
11WATER(2003年)
モーニング娘。おとめ組(2003年 - 2005年)
プリプリピンク(2005年)